◆HDD-SSD ノートパソコンならどっちがいい?
ノートパソコンとSSDは抜群の相性です。
低電圧や超低電圧版i7、オンボードといった、i3にも劣るなんちゃってi7などの情弱CPUなど、低いスペックが幸いし、
静電気などに脆弱な
SSDにやさしい作りとなっております。
また、持ち運びの多い、携帯性のノートパソコン、タブレットでは、
物理的な衝撃に強いSSDの恩恵が強いです。
HDDになんてヘッドが物理的に動いてますからね……
こういった背景があるため、ノートパソコンにはHDDよりもSSDがおすすめと言えます。
◆HDD-SSD フラッシュメモリ万能論
SSDはフラッシュメモリを利用して作られた記憶媒体。
性能面において、SSDの速度は凄い、HDDとは比べ物にならない。
なんちゃってi7などのCPUで低スペック化が深刻なノートパソコンもSSDがあるおかげで、快適に使える!
SSDは、性能が高い、小型で軽いし、省電力、バッテリーも持つし、低発熱、音もしない、なんて素晴らしいんだ!
SSDを搭載すれば、CPUやメモリ、GPUの性能など気にならない!
衝撃にも強いし、HDDを選ぶ理由はまったくないね!
◆HDD-SSD がっかりSSDにご用心
とろくさいHDDの代わりにSSDを搭載したのだが……
HDDのが安いし、容量大きいし(震え声)
コスパ理論から考えると、SSDの容量の少なさ、1容量当たりの単価は酷い……
また、
安易に容量の大きいSSDを選ぶと酷い目に会う(bit/cellに注意)
SLCのように、1セルに1ビットなら速度も速いし信頼性も高いが……
TLCのように、1セルに3ビットだと速度低下と信頼性低下がやばい……
1セルに情報を多く格納するということは、それだけ無理をするということ、当然にエラーも多くなる。
1セルに2ビットなら許せる範囲なのだが……、TLCまでいってしまうともはや、SSDにした意味がなくなってきてしまう。
なんでTLCのSSDを選んだし?
容量を重視するならHDDでも良かったんじゃないの?
安いSSDはたいていTLC(HDDに比べればまだ高いけどね)
いつになったら容量あたりの単価が安くなるのだろうか……?
◆HDD-SSD 記憶媒体が何年も持つとおもうな
SSDの
書き換え寿命が百年超えたー!という見せかけの数字に騙された人も多いのではないだろうか……、
これはあくまで書き換えに関する寿命だ。ウェアレベリングなどの延命措置でSSDの寿命は気にする必要がない。
ただし、
経年劣化については話が別だ。
SSDは、酸化膜(絶縁体)の経年劣化、電荷の問題があり、長期保存するとデータが飛んでしまう。
いくら書き換え寿命が延びても、その前に経年劣化で駄目になってしまうのでは意味がない。
まさに、初心者ホイホイ。
しかし、これは仕方がないんだ……、そもそもフラッシュメモリ(SSD)に寿命を求めるってのには、無理があるし、
保存期間があるなんてことが問題になったら、消費者の購買意欲も減衰してしまう。
◆HDD-SSD どちらかを選ぶ理由
衝撃などには強いですが、静電気など電気的な影響に脆弱などSSDには、SSDの問題があります。
HDDと違って値段も高いですし、容量も少なく、復旧難度も高い。
Trim機能による復旧への弊害もあって、SSDは、故障してしまうと復旧が絶望的。
廃スペックPCが欲しい、HDDでは役者不足、外で使うなどの理由がない限りSSDを選ぶ必要性は薄いです。
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HDD vs SSD